ここで示す球は,シングルでの出力的が 3w 未満,多くは1w未満の球です. その電力量のほとんどを熱にするような最近の低能率スピーカでは力不足ですが ,92〜3dB/Wm の能率が有れば,一般家庭の居間で聞く場合には十分実用になると思います. 専用のリスニングルームを持っている優雅な人は,耳を劈く大音量を出せるので, この限りではありません.隣近所を気にしながら,遮音のさほど良くない居間で聞いている, 慎ましやかな庶民,(代表が所長です)は,1w も有れば十分です. 実際,当研究所のリスニングルーム,早い話が所長の自宅居間ですな,では, 出力 1wの 1626 シングルでも,ボリュームを僅かしか上げられません; 演奏会場でのちょうど良い位置(S席)で聞く音量に近づけようとすると(1Wで可能), 直ちに「ウルサイ!」のクレームが来てしまいます. 極端に言えば,もっと小出力でも良い!ということです. さてそこで,お勧めの基準ですが,特性は当然として,価格も入手方法も重要です. 出すものを出せば,良い球はたくさんあります! PX4,PX25,DA30,RS237,Ed・・・・・ ・・・・・WE-VT52, WE275A, WE300B・・・・・ 問題は,資金です.これは,所長のみでなく,多くのマニアに共通する問題です! 間違いない ,多分・・,キット・・,でもないか. そこで,資金的にも懐に優しく,比較的入手が容易で,特性的にもほどほどに良い球, さらに,音を聞いてみて所長に心地よい音を出した球としました. 判断をしたのが,鰯の頭,馬の耳に念仏のごとき所長の耳ですから, 多くの方に納得していただけるかは解りません. 購入してアンプを作ったが,なんだこの音は,となっても所長は一切責任を取れませんので, よろしくご了解をお願いいたします.注意! これらの球を使ってアンプを組み,その音色が気にくわない場合については,当研究所は 一切責任を持たないことを 再度 宣言しておきます. さらに,値上がりになったり,入手難になったとしても,笑って済ませてください. ま,多分,暫くはそんなこと無いと思いますが.・・・ 希望を込めて. そして,売値がここに記載した価格を超える場合は,当然おすすめしません.所長おすすめの三極(三結)出力管 米国編 (追加と価格改定)
所長おすすめの三極(三結)出力管 欧州編 (追加と価格改定)
ホームへ