1626s
1626は昔のトランシーバに用いられた(超)小型送信管(トランスミッター管)です. 240x120x40のシャーシーにすべてを組み込んだミニ・シングル・アンプです. 球はUY76やUX12Aなどと同じ大きさのST12型ですが,これでも純三極出力管です. ST管ですから見た目もこれぞ真空管アンプ! ですが,コンパクトにアンプを組むことができ,置き場所を選びません. さらに,かなりいい加減に作っても,あまりハムも出ず,そこそこの音質が得られます. 最大の特徴は,総経費が\17000 程度! 1626 にいたっては,\800 で予備管を入手しました.(2007年8月) ただ,ヒータが12.6vのため,小型電源トランスを起用をしようとすると, (B電源は50mAあれば十分),整流管に傍熱でヒータとカソードが絶縁された タイプを使わなければならないことです. 写真をクリックしていただければ,全文が見えます.