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回路シミュレータ 


高性能で且つ無料の回路シミュレータがあることは,当研究所と相互Linkを
張ってくださっている mephisto-tres 様から教わりましたが,
それに手を付けると,はまってしまう恐れがあり,ずーーと避けてきました.
なにせ,仕事がシミュレーション屋のために不安です.

ところで,職場で使っている Altec 409-E の音をもう少し何とかならないかと思ったのが,
ほんのちょっとした間違いの初めでした.
とにかく 409-E は低音が出ません,P610 と比べるとどうもバランスが悪い!!
    エッ 比べる方が悪いって?,
    うーーん,そうかも知れませんが,409-E はなかなかおもしろい音が出ますから・・.

そこで,Tone-control Amp の検討を始めましたが,各種回路ごとの特性が解りません.

望ましいのは,1kHz 以下を +10dB 程度と 3kHz 以上をなだらかに +5〜6 dB
調整できれば Best です.
  ちょっと,Altec Sound がどうなるか心配ですが.

造ってから調整を行えば最も確実なのでしょうが,どうも気力がついていきそうにありません.
で,とうとうリンゴをかじってしまいました.
LT-Spice を Down-Load してしまったのです.

たった 1 時間で Install 終了!  周辺データベースも含めて!
説明書も結構わかりやすく,と言っても数時間,早速シミュレーション開始となりました.

回路図中の抵抗値・コンデンサ容量を,図中にて書き換えるだけで,周波数特性が
One-Clik で直ちに得られると言う,全くよくできたプログラムです.

あっという間に目的の回路定数が完成です.
やっぱり,早い!・簡単!・安い!  球もパーツも工作の手間も要りませんもの.

あまり簡単に終わってしまったので,ついでに,気になっていた 6AC5 の特性改善法は
無いものかと,無駄を承知でやってみましたが,やっぱり無駄でした.

現在の周波数特性は 170Hz〜40KHz が -1dB (U-608) で,シミュレーションでは
200Hz〜30kHz (トランスは春日7kΩ)となり,結構一致しています.
  いやァ,見事なかまぼこです!!
6AC5 のように内部抵抗の高い球の低域は如何ともし難いことが明らかです.

何とか 60Hz までのばしたいと望むと,1次インダクタンスは,・・・,
エッ,こりゃだめだ! たとえあったとしてもこんなトランス高くて買えない.
自分で巻くにしても,コアボリュームはとんでもない大きさに・・・.

仕方なく NF を掛けてみると,ー12dB で何とか低域を 60Hz まで確保.
やはり NF しかないかなァ.
これだけ NF 掛けちゃうと,多極管と同じ?かなァ.
ママママァ,

次は MH4ーPX25 でやってみよう,何せ費用はかからないから・・・.
それにはトランスの Data Base を探すか造らなくっちゃ.

ん!  やっぱりはまってしまった.

ぐうたらで製作の遅い所長には,やはり禁断のリンゴでした.
ますます実際の製作が遅くなりそう.どうか皆様もお気を付けください.

回路シミュレータは,早い!・簡単!・安い!でも,音は出ない




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