PX4は高価になり,さらに,購入後あっという間に品薄となり,今後入手できるか
どうか解らなくなりました.
事実,その後異常に値上がりし,今日まで保守用もままならない状態です.入荷の案
内をみても,とても購入できる価格ではない.
残された自衛手段は,常用アンプをもっと安価な球で作るしかありません.
そこで,そのときまでに,こつこつと買っておいた所持球をみると,Westinghouse社の
2A3と71Aおよび国産マツダの45が各2本ありました.
2A3と45は,いずれもヒータ電圧が2.5vゆえ,差し替え可能なアンプとし,できれば71A
も,と欲張ったアンプをモノーラル構成で作りました.
6J5-6SR7-3657P-2A3(45,71A)-H5S-80 で,
6SR7のプレートロードにはタムラのA393(100H10mA)を投入した力作でした.
音はといえば,45は結構いける.2A3はやはりちょっとぼけた音.
ところが,長年酷使した45はまもなく働くことを拒否し始めてしまいました.何とかなだめ
すかしても30分と保たなくなりました.
71Aはヒータが5vの関係で使い辛い.2A3はPX4と比較すると,あまりにも格落ちで,
その音は情けない.
結局,せっかく作ったこのアンプは棚の奥へ.
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