米管 その3 半2A3





    表題を見て、半2A3 て何だろうとお思いでしょう。

    実は、私も、???で、実物を見ても
    何のことかわかりませんでした。
    これは、昔,潟Tンセイエンタープライズが,
    球の代表的な輸入業者であった頃,
    大量に出回っていた欧州の商社(球は生産していません) 
    Zerix ブランドの 2A3 ですが,外見は全くふつうの
    バイプレート構造の 2A3 です.

    ところが,この 2A3 は片ユニットのヒーターが
    切れています.
    つまり,2A3 の特性上,45 とほぼ同じ規格になるはずです.
    しかも,奇跡的に??同じ球で,
    2 本も出来てしまったとのことです.
        (F 教授所有)

    これは一度試聴をしてみる必要があるとの結論に達し,
    早速聴いてみることにしました.

    45 との比較になりますので,初段管として,45 の試聴と同じ,
    76 を用いました.
    整流管は 5X3 です.
    音源は CD (ベートーベン Pコン)で,SP は P610A と Tannoy 15" です.

動作規格は,ほぼ 45 と同じですが,多少バイアスが浅くなりました.
    (F名誉教授の資料編を参照)・・まもなく掲載予定

ほぼ,これは 2A3 のバイアス電圧と一緒で,電流は見事に半分です.
  当たり前と言えば当たり前なのですけど.


試聴を終えての総評です.

音は,やっぱり 2A3 です.45 にはなりませんでした.(笑)

柔らかく,しっとりとした音質で,1杯飲みながら聴いていると,
幸せに眠ってしまいそうな音です.

それにしても,2 本も片ユニットのヒーターが切れるなんて・・・.





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