またまた有言不実行居士の面目躍如、 シャーシに穴開けのポンチまで打っていたのに、 ふと、回路シュミレータにかけてみました。 理由は規定の負荷 7kΩの場合皆さんその周波数特性が今一。 200Ω付近から低域がだら下がり、まあ、当然と言えば当然。 内供抵抗が5極管並みに高い、そりゃしょうがないです。 SP を繋いでの聴感では低域不足は感じませんけど。 しかし、何となくちょっと寂しいとも感じます。 作る予定の OPT、1次が2.5k、5k、7k、2次が4,8,16Ωのバッタ物、 1次インダクタンスは15H(公称) ですが、これは当然直流重畳無しでしょうから、 実質は 12H 程度かと思います。 計算結果は見事なかまぼこ形、やはり200 Ωからダラ下がり。 そこで15H で再計算、すると低下が 100Hz からとなります。 これならまあ良いかなあ、妥当な線でしょう。 こうなると、OPT を変えなければ成りません、 1次が10kΩならインダクタンスが 20H のものが手持ちにありますので、 これなら実装時にも17〜18H は取れそうです。 ここで、問題発生、ケース入り 7kΩは幅が55mm、 10kΩはバンド型のため、幅が 85mm、シャーシー上には乗りますが、 ブロック形ケミコンが乗りません。 やむなくシャーシ内に納めるしかありません。 慌ててチューブラ型ケミコンを探すも、手持ちは無く、市販は高い! ようやく安い 68μF450WV を発見(\250)、注文し入手しました。 いやはや製作再開するも相変わらずのドタバタ・・・・。